2022年4月9日(土)毎日放送 「住人十色」ミズタマ舎について放映
毎日放送「住人十色」でN7enunanaの大家さんであるミズタマ舎さんの住居と店舗が紹介されました。
テーマは「料理もリノベも上手にサボる」。
N7enunana Laboratoryはミズタマ舎さんの2階の1スペースをお借りして営業しておりますN7enunanaの研究室という名のショールーム。
今も変わらずですが、イベントや商業施設などの出店、委託を行っておりましたが、
決まった場所を持ち、ゆっくりお客様とお話を楽しみながら、お客様と一緒にN7enunanaのアクセサリーを選んでいただけるような場所としてお借りしてます。
放映を拝見し、ミズタマ舎店主のジロウさん、ミキさんとの出逢いなど想い起こすことが多かったので、
記そうと思い、ダイアリーを記します。
始まりは「出店仲間」
出逢いの本当の最初は2018年の地元宝塚で開催された「宝塚音楽回廊」というイベントでした。
私自身も出店していたのですが、N7enunanaの商品のお取り扱いいただいているYAY!さんのお隣にミズタマ舎さんが出店されていたことが始まり。
一瞬でお二人(うち一人)の雰囲気が強烈(笑)に突き刺さり、お二人のことがとても好きになったことを覚えています。
その時は、おそらくお話だけしてお品物はお迎えしなかった記憶があります。(のちに我が家の食器棚はミズタマ舎さんで買った食器でいっぱいになる事をこの頃は知る由もない笑)
当時は私自身N7enunanaを初めてまだまだ間もなかった頃、
イベントには出ていたものの、周りを見ればみなさんかっこいいし、ポリシーをしっかり持ったすごい出店者さんばかり。
次年度の同イベントでもご一緒して、その時にはどういうきっかけかOnishisantokoのフミカちゃんと、ジロウさんと三人で心の優しい人たちのチーム「ガラスのハート会」たるものを結成笑。
自ブランドへの自己肯定感も低かった私は、ジロウさんがガラスのハート会でご飯食べよう!と言ってくれただけでとっても嬉しかった思い出があります。
結局「ガラスのハート会」は一度も開催されず、大忘年会となりましたが笑。
お互い偶然のご来店
ある年のクリスマスシーズン、某出店先で店頭に立っていると偶然ミズタマ舎さんご一家がご来店。
その時に改めて初めてN7enunanaの商品をご覧いただき、
ジロウさんがミキさんにクリスマスプレゼントに選んでいただいたことが大きな始まりだった気がします。
それからミキさんはミズタマ舎さんのお店にお邪魔した時にいつも着けてくださっていて、今でもご愛用いただいています。
ミズタマ舎さんが雑誌に掲載されるときなどもJELLYを着けてくださっていました。
大好きなお店の方に着けていただける、それは確実に自分への自信に繋がっています。
ミズタマ舎移転するんだって?
ある日、ミズタマ舎さんにお邪魔して、いつものように井戸端会議をしていたところ、
ミズタマ舎さんが前店舗があった大阪府豊中市から、私たちの住む宝塚に移転を考えている?
というお話を伺いました。
「私も場所あったらなーって思うんですけど、場所ができたら製作に専念できるかどうか不安で・・」
「ななこちゃん!今見てるところにな、2階にいい場所があるねん!ななこちゃんの好きなようにやってくれていいよ!ななこちゃんなら、大丈夫な気がする!」
とジロウさんが目をキラキラさせて提案してくれて、
ミキさんも「うん、ななこちゃんなら私も大丈夫な気がする」。
なかなか一歩が出ない私も「え!ほんまですか!?いいんですか!?」と何故か勢いでその気になった返事。
お二人ともに「ななこちゃんなら大丈夫。」と言われたら私は「もう行くしかないでしょう」状態に。
既存のミズタマ舎さんのお客様へ「移転先ではN7enunanaというアクセサリーのブランドさんも入るんです!」と毎日のようにお伝えくださったり、
「ハジメマシテ」というイベントをうってくださったり。
ミズタマ舎さんのお客様はLaboにもいつも「元気にしてる?」と来てくださるくらい優しくて温かい方ばかり。
お客様だけでなく、ミズタマ舎さんでお取り扱いされている作家さんや、お友達まで。
このN7enunana.netを作ってくださったかたちラボのサヨさんだってそうです。
ジロウさんとミキさんと一緒にいるなら・・・と優しくしていただけることが本当に嬉しいんです。
お二人の愛情が本当に周りに広がっている、薄い愛なら絶対伝わらないと思うんです。
そして、みなさん仲良くしてくださってありがとうございます・・・!
不思議と心を開いてしまう存在
個人的にLaboのオープンまでに自分の製作、出店、そしてLaboのオープンスケジュールがかなりタイトで、おまけに酷暑。
ミズタマ舎さんの自宅の方の施工をみんなでやってるときはかなり体力的にも精神的にも消耗されました。
「心を亡くすとはこういうことを言うんやなぁ」とよく思っていました笑。
限界まできてて、どうしようもない時の施工中に「ななこちゃん、ちょっと一緒にホームセンターに買い出しいこか」と連れ出してくれたんです。
「ジロウさん、正直めっちゃ今しんどいです」って言った瞬間、
自分でもよくわからないほど涙がボロボロ溢れてきて、
「そうよなぁ。しんどいよなぁ。でも一緒に頑張ろう。」って言葉で包み込んでくれた感覚がありました。
なかなか、人の顔色ばかりうかがって自分の意見を押し殺してしまいがちな私も
不思議とジロウさんミキさんの前では「私はこう思うんです」と自信を持って伝えることができる仲になっています。
それはいつもジロウさん、ミキさんがいつも背中を押してくださるからなんです。
「ななこちゃんがそう思うなら、そうしたらいい。ななこちゃんならできると思ってるよ。」と。
私は「大家さんと店子」以上の関係だと思っています。
ミズタマ舎さんお二人、お二人を取り囲む方々を見て、私もいつもお客様に「なんだか気分がアガる!」「楽しかった!」と楽しさを広げれるようにN7enunanaを続けていけたらいいなと思っています。
N7enunana Laboratoryではこの春から、個性光るスタッフたちが店頭立つ日がございます。
また、スタッフ紹介もしてまいりますね。
みんなそれぞれ違って、N7enunanaの幅広さを感じていただけますよ。
お楽しみに。
とりとめのない文章をここまでお読みいただき、ありがとうございました^^